昨年末、AWSの無料お試し期間が切れ、アクセス数に対して請求額が高かったのでAWSを解約した。
(EC2+RDSの合計で$80近く請求来ていた。ページヘのアクセスなどほぼ皆無なのに、、)

そのあとでpythonを使いたかった&静的ジェネレータが再ブームの兆しを見せていたため、python制の静的ジェネレータを使ってブログを書いてみた。
(そのときの記事は後程追加予定)

約2週間使ってみて思ったことがいくつかあったので、そこら辺含め軽くまとめておこうかと。


そもそも静的ジェネレータとは?

例えばWordpressなんかはCMS(コンテンツ マネジメント システム)と呼ばれていて、いってしまえば動的ジェネレータっぽいものだ。

これはコンテンツ(例えばブログなら記事など)に関する情報をデータベースなりにデータとして持っていて、誰かがアクセスして来たときに、そのデータを元にページを作成して表示する。
つまり、このページを見せてーって誰かがリクエストしたら、サーバ君たちがPHPなんかを使って、その場でページを作成して見せてあげるものだ(キャッシュとか考えると微妙に違うが)

それに対して静的ジェネレータというものは、あらかじめhtmlやcssなどの静的なページを用意しておいてサーバに公開しておく手法。
つまりサーバ側は、ページ見せてーというリクエストに対してあらかじめ作成しておいたページを渡してあげるのだ(厳密にいっていくとhtmlやcssを解析してページを作成しているわけだけど、、笑)

ただし、html/cssを作るだけでは、静的ジェネレータなんて大それた名前はつかない笑

静的ジェネレータと呼ばれる所以は、ある規則に従って書いた文章を元に、htmlファイルをさくせ作成してくれるツールだからだ。

ある規則とは例えば、僕の使っていたPelicanでは、MarkDownとかで書かれたりしているファイルを指していた。

静的なファイルを、規則に従って作成しているから静的ジェネレータなわけ。
で、こいつが作ってくれたファイルをあとはサーバに配置してあげればオーケーだったというわけ。


静的ジェネレータはなにがよかったか?

これはいくつかある。

まず、MarkDownなんかの軽量なマークアップ言語で文書が記述できるところ。
これ慣れるとホントに書くことに集中できるから素晴らしい(htmlタグ使ったり、css使ったり、装飾メニューからいちいち選んだりしなくていい!なんて素晴らしいんだ!)

2つ目に、phpなんかで動的にページを作ると、作る時間が長かったりする。
でも静的ジェネレータは、先にhtmlファイルを作っておいて読み込むだけだから、(よほど重たいjsを毎回走らせない限りは、)表示速度はすごく速い!

3つ、apacheとかNginXとかの設定みたいなWebサーバやmySQLなどのSQLを必ずしも必要とはせず、phpなどのスクリプト言語も実行しないため、よりセキュアなWebサイトが作れる

4つに、静的ファイルで運用できるので、gitHubやDropBox、AWSのS3+route53なんかの環境で公開できるのでコスパはすごくいい!

(5に、黒い画面でゴニョゴニョできていい!…操作が楽なんで笑)

という理由があった。

だから、S3 + route53でブログを作成していた。
(route53は、Amazonが提供してくれているDNSサービス。ドメインはお名前.comで取得してたから、そこに飛んで欲しかったの。
 S3もAmazonが提供してくれているサービス。こちらは静的ページをバケットという単位で管理していて、Webを通してファイルがダウンロードされたバイト数に応じて、料金が発生する。
 だから、S3に記事を書いて置いておけば、View数に応じて支払いが確定される。ただし静的ページのDL数なんてそんなにないから、基本的にはかなり安く運用できる)

…そう、2014年12月末までは。

長くなったので次回につづく。

投稿者 iyken

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